2016年3月31日 富山県は南砺(なんと)移住298日目
埋没した過剰歯2本
悪影響を及ぼす親知らず4本
全身麻酔で一気に抜歯の手術
無事に終了しましたことを
ここにご報告いたします
ドラマでしか見たことがなかった手術室
いよいよかと腹をくくる
心地の良い音楽が流れ
手術台に仰向けで寝そべる
深呼吸して自分を落ち着かせ
天井にはSF世界のような照明
両脇で看護師たちが手際よく準備をする
点滴の中に麻酔薬が投与された
いつ意識を失ったか気がつかなかった
「 伊勢谷さん 伊勢谷さん 」と
声を掛けられた
これから手術が始まるのかと思ったら
もう終わりましたよと告げられた
ベットのまま病棟を移動され
朦朧とする意識で
状況を理解することができず
「 今何時ですか? 」
「 これからどこへ行くんですか? 」
たくさん質問を浴びせる
病室に戻ると
確かに二時間経過している
麻酔が切れ始めると口の中が ズキズキと疼きだし
きっとタイムスリップをしたら
こういう気分なのかと想像力を巡らせて
未知なる扉をこじ開けたような感動に
ひとり笑いがこみ上げていた
南砺移住物語 chihiroiseyalife https://chihiroiseyalife.wordpress.com
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