その横顔はたおやかだった

2015年10月22日 富山県は南砺(なんと)移住137日目

南砺が誇る
世界文化遺産
五箇山合掌造り

この日の為に
春と夏と茅場の草刈りに汗水を流し
いよいよ念願の “ かりやす ” の本刈り
感慨深いものがある

興味深い話を聞いた

本来
茅場は放置しておくと森に還ってゆく
荒れた土地で真っ先に育つのが “ かりやす ” で
土壌を整える役目を果たすと
他の植物に背丈を越され枯れて肥料となる
自然界には必要の無い存在などいないのだと

人間と自然との “ 暮らし ” の営み
下草刈りを丁寧に行うことで
茅場として維持されている

収穫して適度な量を縄で縛る
合掌造りの雪囲いとして活用しながら
“ かりやす ”を乾燥させる一石二鳥

つの結び
がめ結び(まき結び)

古来からの縄の結び方を
真剣に教えてくれる亀清さんと
真剣に学ぼうとする若者たち
そこに派手さは無い
こういった
ひと紡ぎ ひと紡ぎが
百年 千年への伝統の継承

今日この瞬間
僕らが刈った “ かりやす ” が
世界文化遺産 五箇山合掌造りの
茅葺き屋根として二十年もの間
雨や風や雪から木造建築を守るのだ
時空を超えて
まだ見ぬ未来の茅葺き職人に
バトンを手渡した

遠くを見つめる
茅葺職人歴五十年の亀清さん
その横顔はたおやかだった

合掌の森PROJECT
http://www.gassyou-mori.jp/#!project/cxq8

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