季節がまたひとつ巡った

2015年8月17日 南砺移住71日目

夏の終わり
を告げるような大雨

湧々農場は
時折 雨に翻弄される

真っ赤に実ったトマト
健康でふくよかな肉体美

稚児の人参の芽がおほへるを
かきはやらで

熟れた無花果
官能的な剥き出しのエロス

吉田 稔さんは云う
野菜は女性で
農業は最高の藝術だと

どうしようもない
雨模様になり
傘も差さずに解散

南砺に移住したての頃
希望の未来しかなかった
この頃は少しだけ
振り返る過去ができた

歩んできた道は
正しいのだろうか
間違っているのだろうか

浄化の雨が降る
罪も汚れも何もかも
洗い流してくれるようで
僕は独りたたずんだ

季節がまたひとつ巡った

湧々農場
http://www.wakuwaku-nojo.com

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きっと死ぬまで青春

2015年8月16日 南砺移住70日目

昨日に引き続き
南砺市エコビレッジ構想モデル推進事業
“ 八百楽農園 ” アースバックドーム建築の
ワークショップに参加した
また逢いたくなる人達
その先が知りたくなったからだ

不思議なもので
初対面だったり素人の集まりが
次第に工夫したり
抜群なチームワークになったり
過酷な肉体労働のはずが
そこかしこと笑いが聴こえる

土嚢袋と有刺鉄線
なんだか違和感があった
思い切って講師のアキラさんに
質問してみた
そう
これらは戦争や紛争で使われる道具の
平和利用なのだ

人や動物を傷付ける為に
開発された有刺鉄線が
その地域の土や砂利を材料に
木材をほとんど使わない
環境保全にも優れた建造物へと
産まれ変わってゆく

第一弾 ワークショップ終了
感慨深い想いと
甘酸っぱい気持ちと
それぞれの未来予想図を
壁に書いた

照れ臭いけど
大人たちの青春って言葉が
似合っていた

きっと死ぬまで青春

八百楽農園
https://m.facebook.com/yaorafarm
ブログ
http://rhythm-of-nature.blogspot.jp/?m=1

アースバッグ講師 山口 暁
http://akiraya-office2012.jimdo.com/

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楽しむ心 1 + 1 が “ 2 ” では無くなる

2015年8月15日 南砺移住69日目

南砺市エコビレッジ構想
モデル推進事業に見事選考された
“ 八百楽農園 ”の
アースバックドーム建築の
ワークショップに参加しました

ここ桜ヶ池周辺を拠点に
自然や子ども達 未来の為の
自然栽培 無農薬の安心安全な野菜
エネルギーを自活した循環型社会
そして様々な文化の発祥の場所への
大きな大きな第一歩です

土嚢袋を積み上げた円形状の建造物は
角がなく力を分散させ
台風や地震などの自然災害に強い構造

講師のアキラさんは
単に技術だけではなく
ワクワクすることを追い求めて
今を生きるのが大事だと
教えてくれた

楽しむ心
1 + 1 が “ 2 ” では無くなる

七十年前の今日
第二次世界大戦が終結した
僕の提案で
正午
整列して黙祷を捧げた
ジリジリ蝉の鳴き声が響いた

お昼ご飯
汗だくの疲れきった身体に
八百楽農園の野菜の手料理で
どれだけ情熱が蘇ってきたことか
初対面だらけだったけど
みんなの得意なことが繋がって
誰一人欠けていても駄目だったと思う

元気がモリモリ復活した後半戦
扉を建てたその時
どこからともなく一斉に
歓声が湧き上がった
大地でしかなかった場所が
誰もが家という概念を
感じた瞬間だった

八百楽農園
https://m.facebook.com/yaorafarm
ブログ
http://rhythm-of-nature.blogspot.jp/?m=1

アースバッグ講師 山口 暁
http://akiraya-office2012.jimdo.com/

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アース オーバーシュート デイ

2015年8月14日 南砺移住68日目

可愛い我が子の涙を拭った
そのコットンのハンカチーフが
地球の裏側の貧しい国の子どもの
犠牲の上に生産されている
そんな現実がまかり通っている世界

いくつもの時代
誰だって未来への不安はあった
恋愛 進路 就職 老後
僕らの時代は地球温暖化や
枯渇する資源という
タイムリミットがある未来を
抱えて生きる世代

氷見市長 本川 祐治郎氏の
挨拶からはじまり
パタゴニア 日本支社長
辻井 隆行氏の講演会
at 氷見市ふれあいスポーツセンター

人権問題や環境問題に対して
企業として警鐘を鳴らし
解決すべく一切妥協のない理念

1985年から売り上げの1%を
「草の根」環境保護団体や活動家
1000以上のグループに
総額6,800万ドル相当を寄付

最後に質問をさせていただいた
「人間は素晴らしい生き物で
次から次へと崇高な理念と
本物の商品を産み出す者が現れます
でも売り方が分からない
採算が合わなくて諦めてしまう
足りなくて育てるべきは
それらを売ることのできる人材では
ないでしょうか?」
辻井社長に
「まったくその通りだ
一緒に協力して頑張ろう」と
仰っていただいた

昨日 2015年8月13日は
「アース オーバーシュート デイ」
それは毎年公表される
地球の生物がもたらす再生能力を
人類の自然資源の消費量が上回る日
今日からの僕らの何気無い生活は
地球が悲鳴を上げている

手を伸ばせば届く範囲の大切な人達と
心豊かに質素に暮らすだけでは
もう根本的な解決策には
ならない時代に突入している

そのままの流れで
海まで一望できる朝日山公園へ
Team Beergarden主催で
氷見市地域おこし協力隊達も大活躍していた
一夜限りのパーティーへと流れる

夕陽に照らされて
鳥も町も海も森も人も
みんなみんな茜色に染まる

人生を謳歌すること
まずはそれからだ

パタゴニア
http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=67372

WWF アース オーバーシュート デイ
http://www.wwf.or.jp/activities/2015/08/1277313.html

氷見のたからさがし研究所
http://mitsuken.strikingly.com

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アボリジニは文字を持たない 口伝として語り継がれた

2015年8月13日 南砺移住67日目

アボリジニは大地に火を放つ
4万年間その生活様式は
ほとんど変わっていないという

炎に包まれることで活性化し
発芽するよう進化した種がある

気の遠くなる程の生態系
ホモサピエンスとして
最も正しい生き方なのか

アボリジニは文字を持たない
口伝として語り継がれた

火を放った
草を刈った
畑に撒いた
苗を植えた
話しながら

湧々農場
http://www.wakuwaku-nojo.com

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動き続ける 南砺の町は生き物のようだ

2015年8月12日 南砺移住66日目

五箇山伝統のかぼちゃ
在来種 “ 五箇山ぼべら ”の収穫

ここ南砺市上平地域は
楮(こうず)集落の石積みの棚田
合掌造りの茅葺き屋根に使った
古い茅を堆肥にして無農薬で栽培された
五箇山伝統の野菜
ラグビーボール型の姿は可愛らしく
身は軟らかくて瑞々しい
そして甘みが強いのが特徴

先日 ドーナッツや
ぜんざいの白玉に練り込まれた
“ 五箇山ぼべら ”を食べさせていただいたが
優しい味が口の中に広がり思わず舌鼓

楮集落の想いと
合掌の森PROJECTの想いの
たゆまぬ努力と愛情で誕生した
茅場の再生から
世界文化遺産 合掌造りを守り
そして認定ブランド“ 五箇山ぼべら ”へと
自然と共存共生する循環型社会
今年で二年目の収穫になるそうな

お昼は市民協働課にて
市議会議員の高橋かずえさんと
南砺市地域おこし協力隊との懇親会

どうしたらもっと活動しやすいか
地域にはちゃんと溶け込んで生活できてるか
任期満了後の不安は無いかと
親身になって相談に乗っていただいたり
心配していただいた
かずえさんの南砺市や
地域おこし協力隊にかける
竜巻のような情熱

その後 福野の町を案内していただいた
樫亭(雅環境造形 花工房みやび)で一服
砂利と苔と樹木
丁寧な職人の手仕事
和の美に心は悠久の時を旅する

伝統織物 福野縞
途絶えてしまった伝統を
孫が見てみたいとの一言で
独学で再生復活させた野原さん
苦節10年
福野小学校の子ども達が
夏休みの自由研究に訪れて
いまでは子ども達が
未来の伝統を守る存在に成長し
恩返ししてくれたと
涙がこぼれそうな逸話

動き続ける
南砺の町は生き物のようだ

合掌の森PROJECT
http://www.gassyou-mori.jp/#!katudou/c3go

樫亭 雅環境造形 花工房みやび
http://miyabi-zoukei.com

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いつか相応しい人間に成長したら

2015年8月11日 南砺移住65日目

230余年の歴史 井波彫刻
三代目 南部 白雲先生の元を訪れる

架空の鳳凰や龍や虎
移ろう季節の花や樹々
儚い命の昆虫

200種類もの “ のみ ” を使いこなし
紙やすりなどは使用ぜずに
削った木肌の美しさをそのままに残す

貴重な図案を見せていただいた
それだけで作品のようだ

「働くとはまずは命を大事に」

「どんな依頼にも応えるのが職人」

「他人の模倣はもちろんのこと
己の模倣もしてはならない」

最近
ギリシャ神話のモチーフを依頼され
製作中なのだと下絵を広げてくださった
神道 仏教 八百万の神 日本書紀 古事記
それらの文献は徹底的に勉強してきたが
馴染みの無いギリシャ神話に触れて
己の想像力を遥かに超えていく喜びを
隠しきれない様子で
今なお柔軟に進化し続ける

井波別院瑞泉寺
技能の祖神 聖徳太子を祀る太子堂は
日本一の大きさを誇る井波彫刻の聖地

いつか相応しい人間に成長したら
南部 白雲先生に表札を彫ってもらいたい

南部白雲木彫刻工房
http://www.nanbuhakuun.com

日本伝統職人技術文化研究会
http://www.dentousyokunin.com/index.html

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本物と本物が織り成す煌めき

2015年8月10日 南砺移住64日目

それはとても
よく晴れた日の出来事でした
麹料理研究家の小紺 有花さんを
南砺の町へご招待

ぽっかりDay

そう
逢う約束をしてはいたのですが
急遽 その企画が中止となり
それならばと
まったくの無計画からの
最高のおもてなしになるよう
智恵を振り絞って頭をフル回転

まずは北陸唯一の種麹屋 石黒種麹店
四代目店主 石黒 八郎さん
匠と麹料理研究家が出逢った
温度や湿度 時間 発酵と腐敗
元素記号 こだわり 新たな挑戦

そして我らが炭素循環農法の湧々農場
吉田 稔さん
百姓と麹料理研究家が出逢った
微生物 氣 ミクロとマクロ 宇宙
譲れない信念 湧々する気持ち

終始 眼には見えない世界の話

発酵の力で育った野菜を
発酵の力で醸された調味料で
発酵食料理人が創ったら
どんな究極のモノが産まれるのか

本物と本物が織り成す煌めき
奇跡の瞬間を目の当たりにした

そしてどうも吉田 稔さんが
猫の手も借りたそうな雰囲気だったので
急いで帰り農作業服に着替えて駆け付けた

もしかしたら僕の方が
土に触れたくなっただけなのかも

小紺 有花
http://hakkoushoku.jp/teacher/
ブログ
http://yuka729.exblog.jp

石黒種麹店
http://www.1496tanekouji.com

湧々農場
http://www.wakuwaku-nojo.com

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言葉は分からなくても笑顔は共通語で 大空は世界中のどこまでも繋がっている

2015年8月9日 南砺移住63日目

早朝5:45
鳥のさえずりと共に
大鋸屋公民館の草刈り作業
だんだんと
行けば知ってる人がいる
松本 久介さんや
公民館事務員の岡村さん
ほかにもたくさん

みんなが帰った後
館内の案内をしてもらった
お遊戯室や調理室
ライブもできる体育館
本当に素敵な空間で
有効活用しないと建物が可哀想だ
久介さんはひとり芝生の手入れ
赤や青 黄色に白と緑の三角ポール
植えたてのタイル柄の芝生
満面な笑みで芝刈り機を押す久介さん
僕の頭の中ではグルグルと
ミッキーマウスマーチが流れていた
久介さんの大鋸屋公民館にかける
思い入れは強い
そのことを知っている僕は
更にみんなが帰った後
校庭の芝生が大地に根をはるように
水を撒いておいた

南砺全域が任務だけど
大切なのはその原点である
僕が暮らす大鋸屋村を愛すること

昨夜の講演会の講師
ふるさと回帰支援センターの嵩 和雄さんが
実際に移住した人の話を聴きたいと
仰ってくれたので逢うことに
数字じゃ測れない
人と人との交流の話をした

陽が沈みかけた頃
アメリカからの交換留学生が来ていた
大鋸屋村のご近所さんの家に
たこ焼きパーティーに呼んでいただいた
見渡せば森林と畑と田園風景
飛び交う英語とアメリカンな雰囲気
僕はもう酒の力を借りて
拙い英語とボディランゲージで
異文化コミュニケーション
ひょんな流れから僕の絵本の
英語での読み聴かせが始まった

言葉は分からなくても笑顔は共通語で
大空は世界中のどこまでも繋がっている

ふるさと回帰支援センター
http://www.furusatokaiki.net

人口減少 × デザイン
http://issueplusdesign.jp/jinkogen/

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花いちもんめ ひとりじゃわからん 相談しようそうしよう

2015年8月8日 南砺移住62日目

なんとなんと
南砺市立城端図書館でも
絵本
「ほんの小さな物語」
「太陽と月の歌」を
展示していただけることになりました

図書主任の松井さん
僕の絵本の魅力が最も引き出せるように
あれやこれやアイデアを出していただき
心より感謝いたします
南砺に住む絵本作家の貴重な資料本
という扱いの展示方法になり
城端図書館の絵本は貸し出し不可ですが
ビニールのカバーもしていないので
紙本来のヌクモリに触れることができます
そして手作り絵本の
ワークショップの依頼もしてくれて
サンプルを見せていただいた
実現に向けて動き出さねば

夏も中盤
夜が涼しくなってきた今日この頃
50の手習い塾に出席
「ふるさと回帰のうねりとその内実」
講師 ふるさと回帰支援センター
副事務局長 嵩 和雄氏

IターンUターンの一番の不安は
やはり仕事の問題

町や村に無い必要な職種の方を
移住者として迎え入れる方法

継いで欲しい職業に雇用して
移住者を迎え入れる方法

とにかく田舎で暮らしたい
半農半Xという生き方の
移住者を迎え入れる方法

仕事は金沢
暮らすのは南砺という近隣の都市から
移住者を迎え入れる方法

花いちもんめ
ひとりじゃわからん
相談しようそうしよう

ふるさと回帰支援センター
http://www.furusatokaiki.net

人口減少 × デザイン
http://issueplusdesign.jp/jinkogen/

REBIRTH PROJECT onlineshop
「ほんの小さな物語」
http://shop.rebirth-project.jp/products/detail.php?product_id=233

「太陽と月の歌」
http://rebirthproject-store.jp/?pid=89828457

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