答えの無い話に夢中になり挑む

2015年7月13日 南砺移住36日目

太陽と風と湧々農場

いつものように
会話の尽きない吉田 稔さんは
土壌の糸状菌を手に取って
「これは凄い農地になるぞ」
と興奮気味に見せてくれた

僕が手伝っているこの土壌は
新たな炭素循環農法に挑戦をしていて
太陽のエネルギーや
風のエネルギー
そういった自然エネルギーを
すべて凝縮しているのだと
好奇心や向上心とは少し異なる
「わくわく」しているのだと氏は云う

「発酵した大地で育てた野菜を
発酵食料理にしたら
最高の食事になりますね」と
僕も興奮気味に話す

本当に僕らはいろんな話をする
なぜ人は恋に落ちるのか?
吹き抜けた風はどこへ行くのか?
どうして物は落ちるのか?
人間が存在する意味は?
信じるとはなんぞや?

親子ほど歳の離れた
僕らに共通しているのは
“ 当たり前 ”という言葉が
大嫌いだということ
素朴なことに疑問を抱き
答えの無い話に夢中になり挑む

いつの間にか足の親指の間に
綺麗な緑色の植物が挟まっていた
天然のお洒落を身に纏い
この地球という星にちょっとだけ
認めてもらえたような気がした

太陽が西の彼方に沈む頃
大鋸屋のお寺で
大福寺の太田住職
段條寺の今井住職
そして僕とで晩酌をさせて頂いた
持ち時間三分ずつで
それぞれの想いを順番に話そう
太田住職がそう提案してくれ
僕は吉田 稔さんとの
答えの無い話について質問した

今井住職は自然の観点
太田住職は精神の観点から
何周も何周も話てゆくうちに
酔いも深くなり
肉体という感覚は遠のき
意識は宇宙空間に解き放たれ
帰ってこれた想ったら
そこにいたのは
今井さん 太田さんという
紛れも無いひとりの人間だった

あの時の不可思議な体験は
はたして夢だったのか
それとも現実だったのか
生涯忘れることは無いだろう

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